西宮の奥入瀬 仁川渓谷上流 = 仁川中流2011年05月16日 08:30:18

仁川中流上部
 
 仁川は六甲山系の南側に多い
 山麓から一気に下る「山・川・海」の
 パターンから外れた面白い川です。

 武庫川合流までの下流
 住宅街を流れる辺りは雨天時以外
 水無し川(伏流水)となる普通の川です。

 でも少し上流側に行くと「仁川渓谷」
 と呼んでも良いような岩場を流れる川となります。

 仁川は石の宝殿の下辺りを源流とし
 甲山の北を流下してさっき記した
 武庫川に合流するまで様々な姿を見せてくれます。

 源流が近い芦屋川とは大きく違う様相です。
 元が谷一つ違うだけで
 ココまで違うとは面白いモンです。


 仁川は江戸時代以前
 西宮各地の新田開発や用水では
 武庫川や夙川よりも重要な川でした。

 現在の関学の裏手から甲山の横までの間
 この川の水を得る為に
 昔の人はエライ苦労をしたようです。
 分水樋や堀割、暗渠入口各地に
 教育委員会とか街の研究家が立てた
 案内看板が有ります。

---


 そんな区間よりも上流側には
 「西宮の奥入瀬」と勝手に呼んでいるトコロがあり
 河鹿蛙が鳴き
 イトトンボが飛び
 せせらぎが聞こえるような区間があります。
 
http://hitohaku.jp/education/frog/zukan/kajika.html
 (カジカガエルの鳴き声)


 この辺りを「仁川上流」とするwebサイトが
 あまりにも多いのですが
 とんでもない。 この辺りは仁川中流域です。
 
 中にはこの写真のすぐ下流側の滝を
 「仁川源流」と写真入りで紹介している
 ブログもありました。
 急に滝から始まる川なんて
 日本にそうおますかいな。
 アホかいな。ですわ。
  
 たいがいの源流は
 「何となく水が滲みだしている」程度のものです。
 それらが複数合わされていくウチに
 「流れ」と呼んでも良い部分が始まります。

 柿田川のように
 平地の湧水が源流の川もありますが
 湖も池もなく急に滝から始まる川は
 未発見の筈。
  


 さらに遡上すると
 これまた面白いのですが
 今回は車を近くに停めての徘徊なので
 ここらで勘弁してもらいましょう。


                                           .


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T.Nishida
芦屋市
西田尚史
JF3BEI


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